サリチル酸の特徴と効果

あまり聞き慣れない言葉ですが、サリチル酸と呼ばれる成分があります。

 

一体どんな成分で、何に対して効果を発揮してくれるのか、それと逆に私たちの体にとっては、逆効果である可能性も考えられます。そこで、サリチル酸の特徴と効果について、考えてみましょう。

 

●サリチル酸とはどんな物?

サリチル酸を知らない人は、どんなものであるのか、全くイメージ出来ないでしょう。

 

そこで、サリチル酸がどんなものなのかを、基本的な特徴を挙げてみると、無色で針状の結晶であり、弱水溶性であり、弱酸性であり、カルボン酸とフェノール類の両方の性質を持っているのです。カルボン酸は、最も一般的な有機酸で、フェノール酸は、ポリフェノールの一種で、色素以外の成分から出来ている成分をフェノール酸と言うのです。

 

セサミン、つまりゴマやウコン、ザクロやラスベリー、コーヒー、ナス、ゴボウ、ジャガイモと言った食材はフェノール酸を含んでいるのです。

 

これらの成分の両方の特徴を持っているのが、サリチル酸なのです。

 

●サリチル酸で効果が期待できるニキビ治療

サリチル酸は、殺菌防腐効果や角質溶解作用があるとして人気があります。

 

殺菌作用は、何と言っても、肌にとって、雑菌が付かないようになる、又は、細菌が体内に入り込まなくする為の作用ですから、まさにニキビ治療には効果的です。

 

なぜなら、ニキビはアクネ菌と言う細菌による炎症で起こるからです。

 

皮脂を餌にしているアクネ菌は、皮脂分泌が盛んになることで、より一層増殖し、炎症を起こしやすい環境が出来てしまう為、細菌を寄せ付けない、殺菌作用があると言うのは、とても嬉しい作用と言えるでしょう。

 

勿論、ニキビ対策には、汗を出さない、皮脂を出さないようにすることが効率的であり、こまめに汗を拭く、毎日湯船に浸かると言った肌を清潔にしておくことも大事な要素です。

 

●古い角質を剥がし、柔らかくする作用

サリチル酸には、角質を柔らかくする作用があり、特にかかとなどは硬くなってしまうので、これが柔らかくなるのは、女性にとっては嬉しい作用と言えるでしょう。

 

又、角質を柔らかくすることは、ニキビ治療の上でも重要であり、角質が硬くなることは、バリアが弱まり、外からの刺激をもろに受けてしまうので、ダメージを受けやすく、ニキビになりやすくなります。柔らかい肌は、柔軟性があり、保湿性もしっかりと機能するので、ニキビが出来る環境を阻害してくれます。

 

このように、あまり知られていないサリチル酸には、皮膚にとってとても効果が高く、特にニキビケアや治療には絶対的に必要な成分と言えるのですね。