ニキビを作り出すアクネ菌の対処法
ニキビは生活環境に大いに影響を受けて発症しますが、中でも重要視されているのが、アクネ菌の存在です。一度は名前を聞いたことがあると言う人も多いと思いますが、アクネ菌は、ニキビの原因の一つで、知らないと、ニキビだらけの肌になってしまう恐れがあります。
だからこそ、今回は、このアクネ菌の対処法について、お話していきましょう。
●アクネ菌とは?
そもそもアクネ菌とは何なのかと言うと、私たちの皮膚内に存在する常在菌の一つです。
つまり、肌に元々あるものだから、特に問題ないのでは?と思ってしまうのですが、それは状況が変わると、肌にとっては悪影響と言う意味です。
アクネ菌自体は、肌に生息していて、特に悪さをするわけではありません。
しかし、夏場等は、汗をかきやすい状況であり、この汗に含まれる皮脂が、アクネ菌にとっては、格好の餌になるのです。そして多くの皮脂を食べたアクネ菌は増殖し、増えてくることで、炎症を起こしやすくなり、これがにきびの要因になってくるのです。
●増殖したアクネ菌の対処法
過剰な皮脂分泌によって、増殖してしまうアクネ菌ですから、にきびになる前に、汗や皮脂をこまめに取り除くことが大事なにきび対策と言えるでしょう。
その為、洗顔には十分に注意が必要であり、出来るだけ多くの皮脂を取り除こうと、ごしごし洗ってしまうのですが、これはタブーです。洗い過ぎることで、大切な皮脂までも取り除かれてしまっては、肌は乾燥し、それがにきびを助長させてしまうからです。
●洗顔は一日2、3度必要
洗顔には、様々な決まりごとがあり、出来ればあまり洗顔しない方がいいのか?と思ってしまいますが、一日2、3度は洗うことが望ましいでしょう。
勿論その際には、正しい洗顔の方法で洗う必要はありますが、皮脂は一日に何度も分泌されることを思うと、やはりこまめに洗った方が良いのです。そして、洗顔した後は、とてもデリケートな肌質になっており、乾燥していますので、保湿ケアをすることも大事な要素です。
アクネ菌は、増殖しなければ、肌にとっては大事な菌であり、毎日の肌ケアで、ニキビ予防にもなるので、適したスキンケアを目指しましょう。